この記事でわかること |
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当記事では、広告運用の実績や知識が豊富な株式会社LATRUS(ラトラス)の代表が、META広告における画像サイズの最適化と配信場所ごとの推奨サイズについて解説します。
この記事を読めば、静止画・動画・カルーセル・リール・ストーリーズといった各フォーマット別の適切なサイズや注意点がわかるので、ぜひ最後まで読んで学んでください。
META広告のフォーマットの種類
Meta広告を効果的に活用するためには、目的やターゲットに合ったフォーマットを選ぶことが欠かせません。
適切な形式を使うことで、メッセージがより鮮明に伝わり、成果にも直結します。
ここでは代表的な5種類のフォーマットを取り上げ、それぞれの特徴と活用ポイントを解説します。
Meta広告のフォーマット一覧・画像広告
・動画広告
・コレクション広告
・カルーセル広告
・スライドショー広告
画像広告
画像広告は、シンプルかつ直感的に情報を届けられる基本的なフォーマットです。
1枚の画像と短いテキストで構成できるため、広告運用の初心者でも始めやすいのが特徴です。
強みは「視覚的に瞬時に伝わること」。キャッチコピーやCTA(行動喚起)をうまく組み合わせることで、ブランド認知やクリック率の向上に直結します。
配信面はフィード、ストーリーズ、右側広告など幅広く対応。鮮明で高解像度の画像を使うことで商品の魅力がしっかり伝わります。
文字数が限られるため、情報を詰め込みすぎず、端的な訴求を意識することが成功の鍵です。
動画広告
動画広告は、動きと音を活用することでより多くの情報を盛り込めるフォーマットです。
ブランドの世界観や商品の使い方を視覚的に伝えるのに適しており、ストーリーテリングにも向いています。
動画の長さは数秒から最大240分まで対応。代表的な配信面と推奨尺は以下のとおりです。
動画広告の配置と尺の目安フィード:240分以内(通常の閲覧動線に自然に表示)
ストーリーズ:1~120秒(全画面表示で若年層にリーチしやすい)
インストリーム:5秒~10分(他動画の再生前後や途中に差し込み可能)
視聴離脱を防ぐためには、冒頭数秒で強いインパクトを与えることが重要です。
また、音声をオフにして視聴するユーザーも多いため、字幕やグラフィックでメッセージを補完する工夫も欠かせません。
コレクション広告
コレクション広告は、1つの大きなビジュアル(または動画)と複数の商品を組み合わせて表示できるフォーマットです。
ユーザーはその場で複数の商品を比較しながら購入導線に進めるため、ECサイトやアパレルブランドなどに特に効果的です。
配置場所はフィード、リール、ストーリーズなどが中心。テンプレートが用意されているため、デザインスキルがなくても作成可能です。
ただし、PC向けには配信できない点は注意が必要です。
カルーセル広告
カルーセル広告は、1つの広告枠内で複数の画像や動画を横にスワイプして表示できるフォーマットです。
各スライドごとに異なる見出しやリンクを設定できるため、商品のバリエーション紹介やサービスの多面的な訴求に適しています。
ユーザーはスワイプ操作で情報を順に閲覧できるため、ストーリー性のある訴求や複数CTAの設定が可能です。
主な配置はフィード、リール、ストーリーズ。
ただし、統一感のない画像やメッセージを並べると広告効果が下がるため、全体に一貫性を持たせることが成功のポイントです。
スライドショー広告
スライドショー広告は、静止画を2〜15枚組み合わせて動画のように表示できる形式です。
動画ほどの制作コストがかからず、通信環境が悪い場合でも軽量データでスムーズに再生される点がメリットです。
主な配置はフィードとストーリーズ。商品の使い方や購入ステップを段階的に説明したり、ストーリー性を持たせた演出に活用できます。
ただし、スライド数を多くしすぎると途中離脱につながるため、要点を絞った構成が望ましいでしょう。
META広告の基本的な画像サイズ
META広告では配信面によって最適な画像サイズが異なります。
ここでは代表的な正方形、横長、縦長の3種類の推奨サイズについて解説します。
広告を効果的に配信するためには、それぞれのサイズの特徴を理解して使い分けることが重要です。
正方形画像:1080×1080(静止画広告に最適)
正方形画像の1080×1080は、最も汎用性が高く幅広い配信場所に対応できるサイズです。
フィードやカルーセル広告を中心に多くのフォーマットで利用可能で、スマートフォンとPCの両方に適切に表示されます。
視覚的にバランスが良く、ユーザーの目に留まりやすいことも特徴です。
また、1:1の比率は縦横どちらに偏ることもないため、デザイン制作時の自由度も高くなります。
特に商品やサービスをシンプルに訴求したい場合や、複数のプラットフォームで同じクリエイティブを活用したい場合に便利です。
静止画広告を効果的に運用するための基本サイズといえるでしょう。
横長画像:1200×628(PC表示・右カラム向け)
横長画像の1200×628は、PCでの表示やFacebookの右カラム枠に最適化されたサイズです。
16:9に近い比率で横幅を活かせるため、テキストやビジュアルを横に広く展開したいときに向いています。
特にWebサイトへの誘導やサービス内容の説明を強調したい場合に効果的で、バナー広告のような役割を果たします。
フィードにも対応しますが、スマートフォンでは正方形や縦長の方が画面占有率が高いため、横長画像はPCでの視認性を重視する広告に適しています。
クリエイティブ制作時には、横に余白を取りつつ重要な情報を中央付近に配置することで、カットされるリスクを防ぐことができます。
縦長画像:1080×1920(ストーリーズ・リール向け)
縦長画像の1080×1920は、スマートフォン全画面に対応したサイズで、ストーリーズ広告やリール広告に最適です。
9:16の比率を前提としており、縦スクロールでコンテンツを消費するユーザーの視線に自然に溶け込むことができます。
画面いっぱいに表示されるため、没入感を高めやすく、ブランド体験を強く印象づけることが可能です。
ただし、上部や下部はアプリのUI要素で隠れることがあるため、ロゴやキャッチコピーは中央付近に配置するのが理想です。
静止画だけでなく動画でも同じサイズが推奨されるため、複数フォーマットで共通利用できるのも利点です。
短時間でユーザーの注意を引くクリエイティブを作成することで、高いエンゲージメントを期待できます。
配信場所別|META広告の推奨画像サイズ一覧
META広告は配信面によって適切な画像サイズが異なります。
ここでは静止画、動画、カルーセル、リール、ストーリーズの主要な配信場所別に推奨されるサイズと注意点を解説します。
画像広告
静止画広告は、フィード、右カラム、Marketplaceなど幅広い場所で利用されます。
推奨サイズは正方形1080×1080が基本ですが、PCでの右カラム表示を意識する場合は横長1200×628が効果的です。
フィードでは縦長4:5(1080×1350)も活用でき、スマートフォン画面での占有率が高まります。
アスペクト比に注意しないと、画像が切れてしまいメッセージが正しく伝わらないことがあるため、1.91:1から4:5の範囲に収めることが重要です。
特にテキストやロゴを端に配置すると表示領域から外れるリスクがあるため、中心に寄せたデザインを心がけましょう。
静止画は制作が容易で効果検証もしやすいため、サイズを最適化することで安定した成果を期待できます。
動画広告
動画広告は配信面によって推奨サイズが変わります。
フィードでは1:1(1080×1080)や4:5(1080×1350)が適切で、スマートフォンに合わせて縦方向に広く表示することで視認性が向上します。
インストリーム広告はYouTubeのように動画再生の合間に流れる形式で、16:9(横長1920×1080)が主流ですが、1:1でも対応可能です。
さらに、ストーリーズやリールに出稿する動画は9:16(1080×1920)が推奨され、縦全画面表示により没入感を与えることができます。
いずれのサイズでも冒頭数秒でインパクトを与えることが重要であり、ユーザーが音声をオフにして視聴するケースも多いため、字幕やテキスト挿入を組み合わせることで効果を高められます。
カルーセル広告
カルーセル広告は、複数の画像や動画をスワイプ操作で見せる形式です。
推奨サイズは1080×1080の正方形で統一感のあるデザインが求められます。
各スライドに異なるリンク先を設定できるため、商品一覧を紹介したり、1つの商品を分割してストーリー仕立てで見せたりと、自由度の高い活用が可能です。
ただし、訴求内容がバラバラだとユーザーの関心を引きにくくなるため、全体を通してメッセージを統一することが重要です。
例えば、最初のスライドでブランドやキャンペーンの全体像を示し、2枚目以降で詳細を伝える構成にすると効果的です。
正しいサイズを守りつつ、統一されたデザインを心がけることでクリック率や購入率の向上につながります。
リール広告
リール広告は、スマートフォンの縦画面に合わせた1080×1920(9:16)のサイズが推奨されています。
短尺でインパクトを与えることが重要で、15秒以内でもメッセージを的確に伝えられる設計が効果的です。
ユーザーは自然にリールをスワイプしながら視聴するため、広告色を強く出すよりもエンタメ性やストーリー性を重視するのが成功のポイントです。
全画面を活かして映像やテキストを配置できる一方、上部や下部はUI要素と重なる可能性があるため、主要な訴求内容は中央に配置するのが理想です。
リールは拡散力が高く新規ユーザーへのリーチに優れているため、クリエイティブ制作時にはシンプルかつ目を引く表現を意識すると良いでしょう。
ストーリーズ
ストーリーズもリールと同じく、1080×1920(9:16)の縦型全画面表示が推奨されます。
24時間限定で表示される特性を持ち、キャンペーンやイベント告知など短期的なプロモーションに適しています。
全画面を活かした没入感のある表現が可能で、ユーザーとの距離感を縮めやすい点が特徴です。
ただし、早送りされることも多いため、最初の3秒で興味を引くことが重要になります。
また、CTAボタン(例:詳細を見る・購入する)を自然に組み込むことで、購買やアクションへの誘導がスムーズになります。
リールと同様、画面の上下はアプリUIで隠れることがあるため、重要な要素を中央に配置する工夫が求められます。
META広告の画像サイズに関する注意点
META広告を効果的に運用するためには、推奨サイズを守るだけでなく、表示や配信の最適化につながる注意点を押さえておく必要があります。
ここではファイル形式の選び方から、プレビュー確認、デザイン配置、テキスト量、そしてポリシー遵守まで、広告制作時に意識すべきポイントを解説します。
ファイル形式(JPEG / PNG、動画はMP4推奨)
画像広告では、基本的にJPEGまたはPNG形式が推奨されます。
JPEGはファイル容量を軽くできるため読み込みが速く、PNGは透明背景を活かせる点が利点です。
一方、動画広告ではMP4形式が標準的に推奨されており、互換性が高く再生の安定性に優れています。
特にモバイルユーザーへの配信では通信環境が不安定なケースもあるため、軽量かつ高画質を両立できるフォーマットを選ぶことが重要です。
また、解像度が低い画像や圧縮率が高すぎるファイルはユーザー体験を損ないかねないため、適切な画質を確保した上で最適化することが求められます。
プレビュー画面で必ず確認する
広告を入稿する際には、必ず配信プラットフォーム上のプレビュー機能で表示を確認しましょう。
同じ画像でもフィード、ストーリーズ、リール、右カラムなど配信場所によって切り取られ方や見え方が変わります。
特に縦横比が異なる場合、想定していた部分がトリミングされて重要な要素が隠れてしまうケースもあります。
プレビュー確認を怠ると、せっかく作った広告が本来の訴求力を発揮できなくなってしまうため注意が必要です。
複数の配信面に対応する場合は、それぞれの推奨サイズでバリエーションを用意しておくと安心です。
重要情報は左側に配置
広告の視認性を高めるためには、ロゴやキャッチコピー、商品のキー情報など重要な要素を左側に配置することが推奨されます。
特に横長やカルーセル広告では、ユーザーの視線は左から右に流れるため、最初に目に入る左側に重要情報を置くことで効果的に伝わります。
また、モバイル環境では画面が小さいため、右端に寄せすぎると切れてしまったり視認性が下がったりするリスクがあります。
中央寄せを基本にしつつ、最初に伝えたい要素は左側に寄せることで、短い滞在時間でも認識されやすくなります。
テキストを入れすぎない
META広告の画像では、テキストを入れすぎると可読性が低下し、視覚的に重たい印象を与えてしまいます。
さらに、以前は「テキストが多すぎる広告は配信効果が下がる」といった制限があり、現在は厳密な制限は緩和されたものの、実際には文字過多の広告はエンゲージメントが低くなる傾向にあります。
短いキャッチコピーやシンプルなメッセージで訴求力を高めることが重要です。
詳細な情報はリンク先のランディングページで伝えるようにし、広告画像では「関心を引く入口」に徹するのが理想的です。
META広告ポリシーを遵守する
最後に、META広告を出稿する際はプラットフォームが定める広告ポリシーを必ず確認・遵守する必要があります。
誤解を招く表現や過度にセンセーショナルな内容、不適切な画像を使用すると審査で不承認になるだけでなく、アカウント停止などのリスクもあります。
特に健康、金融、政治といった分野は厳しく審査されるため、表現方法には十分注意が必要です。
クリエイティブの品質やサイズを整えるだけでなく、ガイドラインを理解した上で制作することで、長期的に安定した広告運用が可能となります。
まとめ
今回の記事では、META広告の画像サイズについて解説しました。
適切な画像サイズを活用することで、フィード・ストーリーズ・リールなど各配信面で広告の表示品質を最適化でき、視認性やクリック率の向上につながります。
正しいサイズを選ぶことで、ユーザー体験を損なわず効果的にブランドメッセージを届けられる点が大きなメリットです。
一方で、推奨サイズを守らないと重要な情報が切れてしまったり、文字量が多すぎて可読性が下がるリスクがあります。
また、審査ポリシーを満たさないクリエイティブは不承認や配信制限の原因にもなり得ます。
当社のMETA広告運用代行サービスでは、フォーマット別に最適化した画像サイズ設計からクリエイティブ戦略までを一貫してサポートし、成果につながる広告運用を実現します。
効果的な集客を行うためには、専門知識に基づいた設計と運用が欠かせません。
まずはお気軽にご相談ください。