広告と広報の違いとは?経営者として知っておきたい使い方を解説!

    マーケティングコラム

    広告と広報の違いとは?経営者として知っておきたい使い方を解説!
    この記事でわかること
    • 広告と広報のそれぞれの意味
    • 広告と広報の違い
    • 経営者が知っておきたい原理原則

    広告と広報の意味が混同しており、どのような順番で自社のサービスや商品を認知、宣伝していくか迷っていませんか?

    また、ぼんやりと理解しているだけで広告と広報の違いがはっきりわかっていない方もいるでしょう。

    そこで今回は、デジタルマーケティングの実績や知識が豊富な株式会社LATRUS(ラトラス)の代表が、そんな広告と広報の違いや経営者として知っておきたい広告、広報の使い方をご紹介します。

    広告と広報の他にも混同しやすい「PR」についても説明していますので、ぜひ最後まで読んで自社のサービスや商品の宣伝に活かしてくださいね。

    広告と広報の違いとは

    広告と広報のそれぞれの意味や違いについて説明していきます。

    ブランディングをするうえで、広告と広報は重要な役割となりますので、それぞれの意味や違いをしっかり理解していきましょう。

    広告の意味

    広告の意味とは、広く世間に告げ知らせることです。

    例えば、テレビやラジオ、新聞に掲載されるマス広告やインターネット上にあるホームページやアプリなどに掲載されるネット広告があります。

    このようにサービスや商品を多くの人に知らせることで、顧客の誘致に繋がります。

    また広告を行うことで、人の考えや行動を変えることができ売り上げに繋がるでしょう。

    広告を出すのには費用がかかりその額は少額から高額と様々ですが、ローリスク・ローリターンであると考えられます。

    その理由は、企業側が主導となり掲載の仕方などを決めることができるため、サービスや商品の特徴や魅力を上手く顧客に伝えることができるからです。

    集客性の向上だけでなく、企業やブランドのイメージアップにも繋がるでしょう。

    さらにターゲットとなる顧客との接触機会を増やすことで、広告計画がより効果的となります。

    広報の意味

    広報とは、広く知らせることを意味しており、一見広告と意味が似ている感じがします。

    しかし、広報とはサービスや商品、ブランドを深く知ってもらうことでターゲットからの信頼などの関係性を構築することができる施策です。

    例として、新サービスや商品についてのSNSの運用、自社のホームページでの情報発信があります。

    また、広報には社内報と社外報の2種類があります。

    お金をかけずにマスコミを通じて情報発信することができ、読者から信用や信頼を得やすいのも広報のメリットと言えるでしょう。

    しかし、情報を発信するタイミングや内容をコントロールできないので、企業の意図しない内容で報道されてしまう可能性もあります。

    また、必ずしも掲載される保証がなく日時も決めることができないため、反響の予測が立てにくいです。

    反響の予測はできないため不安に思うかもしれませんが、広報活動の反響があれば、その後の販売活動にも効果的となるでしょう。

    そのためにも、広報戦略をしっかり立てることが重要となります。

    広告と広報の違いのまとめ

    広告と広報のそれぞれの意味について説明しました。

    ここからは広告と広報の違いについてまとめていきます。

    広告広報・PR
    掲載方法広告枠に広告として記載
    記事体広告には「広告マーク」あり
    ニュースや特集などで記事として紹介される
    手法広告枠を購入する情報をメディアに掲載しメディアが掲載の可否を決める
    内容自社や製品の宣伝客観的で読者に有益な内容
    目的認知確認・売上向上信頼獲得・ブランディング
    コスト広告枠料、制作費掲載費は無料、人的コストあり

    まずは、広く知ってもらうために広報活動を行い、商品の認知や企業への信頼度を高めましょう。

    その後、売り上げを高めるため広告を利用する流れとなります。

    特に商品やブランドを市場に展開する初期段階では、最初の広報活動が重要です。

     

    混同しがちな「PR」との違いとは

    広告と広報の他に「PR」という言葉を耳にすることが多いと思いますが、PRとの違いをご存知でしょうか?

    「PR」とはパブリックリレーションズの略で日本パブリックリレーションズ協会は、PRを以下のように定義しています。

    パブリックリレーションズ(Public Relations)は20世紀初頭からアメリカで発展した、組織とその組織を取り巻く人間(個人・集団・社会)との望ましい関係をつくり出すための考え方および行動のあり方である。日本には第2次世界大戦後の1940年代後半、米国から導入され、行政では「広報」と訳されたのに対し、民間企業では「PR(ピーアール)」という略語が使われてきた。しかしその後「PR」は「宣伝」とほとんど同じ意味で使われるようになり、本来持っていた意味から離れてしまった。そのため多くの組織では、その職務を「広報」と呼ぶことが多くなっている。
    ただ広報という言葉は、組織と社会あるいは公衆(パブリック)とのよい関係づくりという意味が失われ、組織の一方的な情報発信と受け取られがちである。パブリックリレーションズが本来持っていた〈よい関係づくり〉という点を忘れてはならない。

    引用:https://prsj.or.jp/aboutpr/

    PRは、自社にとって大切な人たちとコミュニケーションなどを通じて、長期的な関係を築くことを指しています。

    マーケティングを行う上で、お互いに利益のある良好な関係を構築、維持していくことが重要となるでしょう。

    混同されがちな、広報とPRの違いは、広報は企業側から一方的に情報発信を行うことですが、PRは上記にもあるように企業に関わる人々との双方向でコミュニケーションを取ることです。

    したがって、広報はPRに内包されていると考えられています。

    広告と広報、PRも自社のサービスや商品を知ってもらうための活動である点は共通しています。

    ただ、それぞれに意味や役割が異なるので段階に合わせて正しい段階で利用することが大切です。

    経営者が知っておきたい広告と広報の原理原則

    ここからは、経営者が知っておきたい広告と広報の原理原則について解説していきます。

    マーケティング戦略において広告と広報の原理原則とは、「広報が先、広告が後」です。

    どれだけ高額な広告費用をかけても企業はもちろん商品やサービスに対して、顧客からの信用や信頼がない段階で広告をかけても効果は低く損失となってしまう可能性もあります。

    そのため、最初に広報を行い顕在層のターゲットはもちろん、潜在層のターゲットにも知ってもらうことが大切です。

    スマホの普及でインターネットやSNSが主流となっている現在、消費者と距離が近いからこそ商品やサービスが心に刺さりやすくなっています。

    適切な広報戦略に沿った広報活動を行うことができれば、予想の何倍もの効果を得ることができるでしょう。

    そのために、広報戦略が重要視されています。

    広報活動が上手くいくことで、より多くのターゲットからの信頼や信用を獲得することができ、その後の広告活動にも繋がるのでぜひ覚えてください。

     

    まとめ

    今回は、広告と広報のそれぞれの意味や違い、混同されやすいPRについて解説しました。

    広告や広報、そしてPRの正しい理解は、単なる知識にとどまらず、成果につながるマーケティング戦略の土台となります。

    しかし、実際に「何から始めるべきか」「どの施策を優先すべきか」で悩む企業は少なくありません。

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    株式会社LATRUS 代表取締役 永盛真希

    WEBプロモーションにて月間売上4,000万円達成、Google検索(SEO)にて1位を獲得、Facebook広告やリスティング広告を用いてリスト単価1,500円以下でのリスト獲得などの実績が有り。飲食店や美容エステ、治療院、士業事務所、健康食品通販や美容品通販(EC)、スピリチュアル、セミナーなど多くの集客・販促支援をおこなう。

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