| この記事でわかること |
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当記事では、SEO対策の実績や知識が豊富な株式会社LATRUS（ラトラス）の代表が、ドメイン変更によるSEOへの影響と、検索評価を落とさずに引き継ぐための正しい手順について解説します。
この記事を読めば、ドメイン変更を行う際にやってはいけない注意点や、301リダイレクトやSearch Consoleの設定など、SEO評価を維持するための具体的な方法がわかるので、ぜひ最後まで読んで学んでください。
ドメイン変更がSEOに与える影響とは
ドメイン変更は、ブランディングや事業転換などの理由で避けられない場合もありますが、検索エンジンの評価構造を理解せずに行うと、長年積み上げたSEO効果を失う可能性があります。
特に、ドメインエイジ（年齢）のリセット、被リンク評価の継承、そしてユーザー体験の悪化といった要素は、サイト全体の信頼性や順位に直結します。
ここからは、それぞれのリスクと影響について詳しく解説します。
ドメイン年齢（エイジ）のリセットリスク
ドメイン年齢は、検索エンジンがサイトの「信頼性」を判断する際の一つの指標です。
長期間運用されているドメインは、安定的にコンテンツを提供していると見なされやすく、結果として評価が高くなります。
しかし、新しいドメインへ変更すると、その「歴史」がリセットされるため、一時的に検索順位が低下する可能性があります。
たとえば、同じコンテンツを新ドメインに移行したとしても、Googleは「新規サイト」として再評価を行うため、一定期間はクロール頻度やインデックスの精度が不安定になることがあります。
また、検索エンジン側が新しいドメインを信頼するまでには、通常3〜6ヶ月ほどの時間がかかることもあります。
そのため、ドメイン変更を行う際は、SEO上の信頼を再構築する期間が必要であることを理解しておくことが重要です。
被リンク評価の消失と引き継ぎの難しさ
被リンク（バックリンク）は、SEOにおける最も重要な評価指標のひとつです。
多くの外部サイトからリンクを得ているドメインは、「他者からの信頼」が高いと判断され、検索順位でも優遇されます。
しかし、ドメインを変更すると、これまでの被リンクが自動的に新ドメインへ引き継がれるわけではありません。
301リダイレクトを正しく設定すれば、リンク評価の多くを移行できますが、すべてを完全に移すことは難しいのが実情です。
特に、古いドメインに対して貼られたリンクの一部は、運営者の判断で削除されたり、リンク切れとなったりする場合があります。
また、Search Consoleで新旧ドメインを適切に関連付けていないと、Googleの認識に齟齬が生じることもあります。
そのため、ドメイン変更の際はリダイレクトの設計、リンク構造の確認、再インデックス申請などを丁寧に行うことが求められます。
ユーザー体験（ブックマーク・リンク切れ等）の悪化
ドメイン変更は、検索エンジンだけでなく、実際のユーザー体験にも大きな影響を与えます。
旧ドメインをブックマークしていたユーザーや、外部サイトからのリンク経由で訪問していたユーザーは、新ドメインへの移行に気づかず「ページが見つからない」と感じるケースが増えます。
これにより、直帰率が上昇し、間接的にSEO評価が下がる可能性もあります。
特にECサイトやオウンドメディアなど、定期的な訪問が期待されるサイトでは、リダイレクト設定だけでなく、ユーザーに向けた案内ページやポップアップによる周知も効果的です。
また、SNSプロフィールや外部メディアに記載されたURLも新ドメインに更新しておくことで、混乱を防ぐことができます。
検索エンジン対策と同時に、ユーザー視点での導線設計を行うことが、ドメイン変更後の安定した集客維持につながります。
ドメイン変更を検討すべきケース
ドメイン変更はSEOリスクを伴うため、むやみに行うべきではありません。
しかし、ブランド戦略や技術的理由など、やむを得ず変更が必要になる場合もあります。
適切な判断を行うためには、「なぜ変更するのか」を明確にすることが重要です。
以下では、代表的な3つのケースを挙げ、それぞれの背景や注意点を解説します。
社名・ブランド名変更に伴うドメイン変更
企業の成長や事業再編に伴い、社名やブランド名を変更するケースは少なくありません。
その際、旧ブランド名を含むドメインを使い続けると、ユーザーとの認識ギャップが生じたり、新しいブランドイメージを浸透させにくくなる可能性があります。
たとえば、旧社名を含んだドメインをそのまま運用していると、検索結果で古い名称が表示され、信頼性や統一感を損なう恐れがあります。
新しいブランド名に合わせてドメインを変更することで、検索結果やURL表記を統一でき、リブランディング効果を高めることが可能です。
ただし、SEO面では、旧ドメインの評価を新ドメインへ正しく引き継ぐために、301リダイレクトやSearch Consoleでのドメイン移行設定が必須です。
また、SNS・名刺・外部リンクなど、あらゆる接点を更新して混乱を防ぐことも忘れてはいけません。
SEO ペナルティを受けているドメインの切り替え
過去に不自然な被リンクやスパム的なSEO手法を行った結果、Googleから手動またはアルゴリズムによるペナルティを受けている場合、新しいドメインへの切り替えを検討する価値があります。
ペナルティを受けたドメインを使い続けると、どれだけ質の高いコンテンツを発信しても検索順位が上がりにくくなるためです。
ただし、単純にドメインを変えるだけでは問題は解決しません。
旧ドメインで使用していたコンテンツや被リンク構造をそのまま移行すると、新ドメインにも悪影響が及ぶ可能性があります。
したがって、ペナルティ解除の申請を行いながら、スパム的要素を排除し、クリーンな状態で新ドメインを立ち上げることが理想です。
また、新ドメイン運用初期は、品質の高いコンテンツを継続的に発信し、自然なリンク獲得を目指すことが信頼回復の鍵となります。
中古ドメイン活用やTLD見直しの目的
ドメイン変更を検討するもう一つの理由として、「中古ドメインの活用」や「TLD（トップレベルドメイン）の見直し」があります。
中古ドメインとは、以前に他の運営者が使っていたドメインのことで、既に被リンクやインデックス実績があるため、上手く活用すればSEO的な初速を高めることができます。
ただし、そのドメインが過去にスパムサイトとして使われていた場合、逆に評価を下げるリスクがあるため、購入前にドメインの履歴を確認することが不可欠です。
また、TLDの見直しもブランド戦略上の重要な判断材料です。
たとえば、「.com」から「.jp」や「.co.jp」へ切り替えることで、国内企業としての信頼感を強化できる場合があります。
一方で、変更後は新しいドメインとして再評価されるため、一時的な順位低下を想定した上で慎重に進めることが大切です。
ブランドとSEOの両立を意識しながら、長期的な視点でドメイン戦略を設計しましょう。
SEO評価を引き継ぎながらドメイン変更する手順
ここでは、ドメイン変更を行ってもSEO評価を失わず、検索順位を維持・回復させるための具体的な手順を解説します。
旧ドメイン全 URL を洗い出す
ドメイン変更の第一歩は、旧サイトに存在するすべてのURLを正確に把握することです。
これを怠ると、リダイレクト漏れやリンク切れが発生し、SEO評価が分散してしまいます。
URLの洗い出しは、Google Search ConsoleやXMLサイトマップ、または「Screaming Frog」などのクローラーツールを用いて行うのが一般的です。
特に、検索エンジンにインデックスされていないURLや、古いキャンペーンページなども含めてリスト化しておくことが重要です。
ページごとのURLを一覧化したスプレッドシートを作成し、後の「URLマッピング」作業で活用できるよう整理しておきましょう。
全URLを網羅的に把握しておくことで、評価ロスを防ぎ、移行作業をスムーズに進めることができます。
新ドメイン構成を設計（URL マッピング）
次に行うのは、新ドメインでのURL構成を設計し、旧URLとの対応関係（マッピング）を明確にする作業です。
これは、SEO評価を正確に引き継ぐための「橋渡し」にあたる重要なステップです。
URLマッピングでは、旧サイトのURLと新サイトのURLを1対1で対応させることが理想です。
カテゴリ構造やスラッグ名を変更する場合でも、なるべく階層構造を維持し、検索エンジンが「同一コンテンツ」と認識しやすい形を意識しましょう。
また、不要なページを削除する場合は、404ページや410ステータスを適切に返すことで、クローラビリティを保つことができます。
設計段階でミスがあると301リダイレクト設定の段階で混乱が生じやすいため、エクセルやスプレッドシートを使い、旧URL・新URL・リダイレクト設定状態を一覧で管理することをおすすめします。
301 リダイレクト設定の実施とチェック
URLマッピングが完成したら、旧ドメインから新ドメインへの「301リダイレクト」を設定します。
301リダイレクトは、検索エンジンに「このページは恒久的に移転しました」と伝える仕組みで、旧URLが持つSEO評価を新URLへ引き継ぐために不可欠です。
サーバーがApacheの場合は「.htaccess」ファイル、Nginxの場合はサーバー設定ファイルにリダイレクトルールを記述します。
設定後は、実際に旧URLへアクセスして新URLへ正しく転送されるかをチェックしましょう。
誤って302リダイレクトを使用すると、評価が引き継がれないことがあるため注意が必要です。
また、サイト全体でリダイレクトチェーン（二重リダイレクト）が発生していないかも確認します。
リダイレクトの整備が完了した後、外部リンクやSNSのURLも順次更新して、ユーザー導線を最適化しましょう。
Search Console の「アドレス変更」ツール活用
リダイレクト設定が完了したら、Google Search Consoleの「アドレス変更ツール」を使って、Googleにドメイン変更を正式に通知します。
このツールを活用することで、Google側が旧ドメインから新ドメインへの移行を早期に認識し、インデックスや評価の引き継ぎを促進してくれます。
操作手順としては、まず新旧両方のドメインをSearch Consoleに登録し、所有権を確認します。
その上で、旧ドメインのプロパティ内にある「アドレス変更」メニューから、新ドメインを指定して申請を行います。
この申請を行わないと、検索エンジン側で変更を正しく理解できず、順位下落のリスクが高まります。
さらに、申請後も定期的にクロール状況やインデックス数を確認し、エラーが発生していないかをモニタリングすることが重要です。
新旧サイトマップを送信・インデックス促進
最後に、Search Consoleを使って新旧両方のサイトマップを送信し、インデックスの促進を行います。
旧サイトマップを残しておくことで、Googleのクローラーがリダイレクト経路を認識しやすくなり、新しいURLのインデックスが早まります。
新サイトマップでは、新ドメイン下の全URLを最新状態で登録しておきましょう。
また、ページ更新頻度が高いサイトほど、サイトマップ送信後のクロール頻度が上がる傾向があります。
さらに、Google以外の検索エンジン（Bingなど）にも同様にサイトマップを提出しておくと、幅広い検索流入を早期に回復させやすくなります。
すべての手順を正しく行えば、ドメイン変更後もSEO評価を最大限維持しながら、新しい環境で安定した集客を継続することが可能です。
ドメイン変更後に必ずやるべきメンテナンス
ドメイン変更は、SEOにおける大きな転換点です。新しいドメインに切り替えるだけでは、検索順位やアクセスを維持することはできません。
移行後のメンテナンスを怠ると、インデックスの混乱や評価のリセットといったリスクが生じます。
ここでは、ドメイン変更後に確実に実施すべき4つのメンテナンス項目について詳しく解説します。
内部リンクのドメイン書き換え
ドメイン変更後、まず最初に行うべきは「内部リンクの書き換え」です。
サイト内部には、ナビゲーションメニューや関連記事リンク、フッターリンクなど、旧ドメインを参照しているURLが数多く存在します。
これらを放置すると、ユーザーが旧ドメインにアクセスしてしまい、リダイレクト処理が頻発して表示速度が低下します。
また、検索エンジンも正しいURL構造を把握できず、クローリング効率が悪化します。
効率的に対応するには、まず全ページをクロールしてURL一覧を取得し、正規表現やスクリプトで一括置換するのが効果的です。
CMSを利用している場合は、内部リンクを管理できるプラグインを活用するのもおすすめです。
内部リンクの整備は、SEO評価の安定化に直結する最重要ステップです。
canonical タグと重複対策
ドメイン変更後は、「canonicalタグ」の見直しが欠かせません。
canonicalタグとは、検索エンジンに「どのURLを正規ページとして評価すべきか」を伝えるためのHTML要素です。
これが旧ドメインのまま残っていると、Googleは古いURLを正規ページと認識し続け、インデックスの混乱や重複コンテンツ判定を招きます。
修正の際は、全ページのcanonicalタグが新ドメインに統一されているかを確認します。
特に、テンプレートや共通ヘッダーに記述している場合、変更漏れが発生しやすいので注意が必要です。
また、サブディレクトリやクエリ付きURLなどのバリエーションがあるサイトでは、canonicalの整合性を慎重に確認しましょう。
これにより、新しいドメインの評価をスムーズに引き継ぐことが可能になります。
SSL化（https化）の徹底
ドメイン変更を機に、SSL化（https化）を徹底しておくことも重要です。
Googleはすでに「https対応サイトを優遇する」ことを公式に明言しており、セキュリティ対策はSEOの基本要素となっています。
旧ドメインがhttp、新ドメインがhttpsであれば、リダイレクトの設定を慎重に行う必要があります。
設定ミスによって「http→https→新ドメインhttps」といった多段リダイレクトが発生すると、表示速度が遅くなり、クローラビリティも低下します。
理想は「http://旧 → https://新」の1段階リダイレクトです。
また、Search ConsoleやGoogle Analyticsでもhttpsの新ドメインを再登録し、データを正確に取得できるようにしましょう。
SSL化を完了させることで、ユーザーと検索エンジン双方に信頼される新サイトを構築できます。
外部リンク・SNSリンクの更新依頼
最後に忘れてはならないのが「外部リンクとSNSリンクの更新」です。他サイトやSNSプロフィール欄に旧ドメインが残っていると、新サイトへの誘導機会を失うだけでなく、リンクジュース（被リンク評価）も分散してしまいます。特に、過去に掲載されたメディア記事や業界ポータルサイトなどは、直接連絡を取ってURLの更新を依頼するのが理想です。
SNSにおいても、プロフィール・固定投稿・過去投稿のリンクをすべて新ドメインに差し替えましょう。自社で管理できるYouTubeチャンネルやLINE公式アカウントのリンクも同様です。こうした地道なリンク整理が、外部評価を確実に引き継ぐ鍵になります。
ドメイン変更は一度きりの大作業だからこそ、外部からの導線を丁寧に整備し、SEO資産を最大限に守る意識が求められます。
ドメイン変更で起こりうるトラブルとその対処法
ドメイン変更はSEO上の大きなリスクを伴う作業です。
移行時の設定ミスや監視不足によって、検索順位の急落やインデックスエラーなどが発生することも少なくありません。
ここでは、ドメイン変更後に起こりやすい代表的なトラブルと、その具体的な対処法について解説します。
リダイレクト漏れ・誤設定による 404 発生
ドメイン変更で最も多いトラブルが、「リダイレクト漏れ」や「設定ミスによる404エラー」です。
旧ドメインのページが正しく新ドメインへ転送されないと、ユーザーは「ページが見つかりません」という404ページに直行し、直帰率が急上昇します。
これは検索エンジンにも「ページが消えた」と判断され、インデックス削除や評価リセットの原因になります。
対処法としては、まずすべての旧URLを一覧化し、1対1で新URLに対応づけたリダイレクトマップを作成することが重要です。
特にWordPressなどのCMSを使用している場合、プラグイン任せにせずサーバー側（.htaccess など）でリダイレクト設定を行うのが確実です。
さらに、Search Console の「カバレッジ」レポートで404が発生していないかを定期的に確認し、漏れを迅速に修正しましょう。
トラフィックの一時的な低下を放置しない
ドメイン変更後には、一時的にトラフィック（アクセス数）が減少するケースがほとんどです。Googleが新しいドメインを評価し直す期間が必要なため、検索順位が安定するまでには数週間から数ヶ月かかることもあります。しかし、この一時的な低下を「自然なこと」として放置すると、回復しないままアクセスが定着してしまう危険もあります。
対策としては、まずリダイレクト設定・サイトマップ送信・内部リンク修正などの基本対応を徹底すること。そして、Search Consoleで「インデックス登録状況」や「クエリ別表示回数」をチェックし、旧ドメインへのアクセスが残っていないか確認します。さらに、SNSやメルマガなどの外部チャネルから新ドメインへのトラフィックを意図的に増やす施策を行うことで、評価の再獲得を早めることが可能です。
ペナルティ付きページの取り扱い
旧ドメインにペナルティを受けたページが存在する場合、それを新ドメインにそのままリダイレクトしてしまうと、ペナルティを引き継ぐ可能性があります。
特に、過去にスパム的な被リンクや重複コンテンツで評価を落としていた場合は注意が必要です。
対応策としては、まずSearch Consoleの「セキュリティと手動による対策」レポートを確認し、ペナルティが付与されているURLを特定します。
その上で、問題のあるページはリダイレクトせず、削除またはnoindex設定に変更することが有効です。
また、リンク精査ツールを使ってスパムリンクの多いページを除外することも検討しましょう。
新ドメインは“リセットされたSEO資産”としてスタートできるため、クリーンな構造を意識することが再評価への近道です。
リダイレクト解除タイミングの注意点
ドメイン移行後、しばらくして「旧ドメインのリダイレクトを解除しても良いのか？」という疑問を持つ人は多いです。
しかし、リダイレクト解除のタイミングを誤ると、せっかく移行した評価が途切れてしまい、検索順位が再び低下するリスクがあります。
基本的には、Googleが新ドメインを完全に評価し、旧URLが検索結果から消えるまでリダイレクトを維持するのが安全です。
目安としては、最低でも6ヶ月、理想的には1年間は301リダイレクトを継続することが推奨されます。
その間も、Search Consoleでインデックス状況をモニタリングし、旧ドメインへのアクセスや被リンクが減少しているかを確認しましょう。
焦ってリダイレクトを解除するよりも、「確実に評価を引き継いだ」と確認できる段階で解除することが、長期的なSEO安定化につながります。
まとめ
今回の記事では、SEOのドメイン変更について解説しました。
ドメインを変更することで、ブランド統一や企業再編に伴うイメージ刷新、または過去の評価リセットなどの効果が期待できます。
正しい手順で移行を行えば、SEO評価を維持したまま新しいドメインで再スタートできる点は大きなメリットです。
一方で、リダイレクト設定やインデックス管理を誤ると、検索順位の急落やアクセス減少につながるリスクもあります。特に移行初期は細かなメンテナンスやモニタリングが欠かせません。
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