この記事でわかること |
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突然LINE広告にアクセスできなくなり、エラーが表示されたり、管理画面に入れなかったりすると、仕事が止まってしまい非常に焦りますよね。
「自分だけ?」「原因は何?」と不安になる方も多いはずです。
そこで、今回はLINE広告にログインできない原因とその対処法について解説します。
この記事を読めば「LINE広告 ログインエラー」や「管理画面に入れない」といったトラブルの具体的な原因と、すぐに試せる対処法がわかるので、ぜひ最後まで読んで学んでください。
LINE広告のログインエラー時のチェック項目
LINE広告でログインエラーが発生した際は、落ち着いて基本的なチェック項目をひとつずつ確認していくことが重要です。
ここでは、入力ミスやブラウザ、ネット環境、システムの状態といった原因ごとに分けて対処方法を解説します。
メールアドレス・パスワードの誤入力
最も多い原因のひとつが、ログイン情報の入力ミスです。
特に注意すべきは、大文字と小文字の違い、全角と半角の誤りです。
また、「@」や「.」などの記号が全角になっているケースも見受けられます。
パスワード欄では入力内容が表示されないため、タイピングミスに気づきにくく、複数回誤入力することでロックがかかることもあるため、一度メモ帳などに入力してからコピーペーストする方法を試してみるのも有効です。
また、キーボードの入力モードが「全角」になっていないかも確認しましょう。
ちょっとした誤入力が原因でログインできなくなるケースは意外と多いため、基本的な部分こそ慎重に確認することが大切です。
古いブラウザやキャッシュの影響
ブラウザのバージョンや状態も、ログインエラーの原因になり得ます。
特に、古いブラウザを使用している場合は、LINE広告の管理画面が正常に表示されなかったり、認証処理が正しく機能しなかったりすることがあります。
そのため、まずは現在使用しているブラウザが最新版であるかを確認しましょう。
Google Chrome、Safari、Microsoft Edgeなどの主要ブラウザであれば、自動更新に任せるのではなく、手動でバージョンアップするのが確実です。
また、長期間使い続けたブラウザには大量のキャッシュやクッキーが蓄積されており、これが不具合の原因となることもあります。
キャッシュを削除し、再度ログインページにアクセスすると、問題が解消されることがあります。
併せて、シークレットモード(プライベートブラウズ)で試すのも効果的です。
ネットワーク環境の不安定さ
インターネット接続の不安定さも、ログインエラーの大きな原因です。
Wi-Fiの電波が弱かったり、通信速度が遅かったりすると、ログイン処理が途中でタイムアウトし、エラーメッセージが表示されることがあります。
このような場合は、Wi-Fiを一度切って再接続したり、モバイルデータ通信へ切り替えたりすることで改善されることがあります。
特に公共のフリーWi-Fiなどでは、通信が安定せずセキュリティ制限がかかる場合もあるため、できるだけ安定した自宅やオフィスのネットワーク環境を使用しましょう。
LINE広告のログイン処理にはある程度の通信速度と安定性が求められるため、接続状態の確認は不可欠です。
メンテナンスや障害情報の確認
すべての条件を満たしていても、LINE広告側のシステムがメンテナンス中だったり、障害が発生している場合にはログインできないことがあります。
これらはユーザー側ではどうしようもない問題のため、公式からの情報を確認する必要があります。
LINEヤフー for Businessの公式ページでは、定期メンテナンスの予定や緊急障害の情報がアナウンスされているため、まずはこちらをチェックしてみましょう。
また、公式X(旧Twitter)などでもリアルタイムで状況が発信されることがあります。
一時的なサーバーダウンであれば、しばらく時間をおいてから再度ログインを試みると正常に接続できることがあります。
焦って何度もログインを試すと、逆にセキュリティ制限がかかる可能性もあるため、冷静に情報収集を行いましょう。
LINEアカウントでログインできない場合の対処法
LINEアカウントでログインできない場合、多くはメールアドレスやパスワードの確認不足や入力ミス、またはパスワードの失念が原因です。
ここでは、LINEアプリからの情報確認方法や、パスワードを忘れたときの再設定、生体認証による変更方法を詳しく解説します。
LINEアプリからメールアドレス・パスワードを確認する方法
LINE広告のログインにLINEアカウントを使用している場合、まずはLINEアプリで登録済みのメールアドレスとパスワードを確認しましょう。
スマートフォンのLINEアプリを開き、画面右上の「設定(歯車アイコン)」をタップします。
次に「アカウント」を選択すると、登録済みのメールアドレスが表示されます。
もしメールアドレスが未登録であれば、この画面から新規登録することも可能です。
メールアドレスを入力して「確認」を押すと、認証メールが届きますので、記載されたリンクまたはコードを使用して認証を完了させてください。
パスワードはこの画面では表示されませんが、再設定の案内を受け取るメールアドレスが正しく登録されていれば、パスワードリセットも簡単です。
まずはこのアカウント設定画面で、登録状況をチェックすることが第一歩となります。
パスワードを忘れた場合のリセット手順
パスワードを忘れてしまった場合でも、LINEアカウントでは比較的スムーズにリセットが可能です。
まず、LINE広告のログイン画面で「パスワードを忘れた場合」をクリックします。
続いて、登録済みのメールアドレスを入力すると、パスワード再設定用のリンクがメールで送信されます。
届いたメール内のリンクをクリックすると、リセット用のフォームに移動します。
ここで新しいパスワードを設定しますが、セキュリティ強化のために英大文字・英小文字・数字・記号のうち3種類以上を組み合わせた8〜20文字で作成する必要があります。
なお、リセット用リンクには有効期限(通常30分)が設定されているため、メールが届いたらすぐに対応することが重要です。
届かない場合は、迷惑メールフォルダや受信設定(line.meからの受信可否)も忘れず確認しましょう。
生体認証を使ったパスワード変更
スマートフォンでLINEを利用している場合、指紋認証や顔認証といった生体認証を使って、簡単にパスワードを変更することも可能です。
この機能は、端末に設定された生体認証がLINEアプリでも有効になっている必要があります。
手順としては、LINEアプリの「設定」→「アカウント」→「パスワード」の順に進みます。
すると、生体認証で本人確認が行われた後、新しいパスワードの入力画面が表示されます。
ここでも英数字や記号を含めた複雑なパスワードを設定しましょう。
この方法は特に、現在利用中のスマートフォンが手元にある場合に便利です。
メールのやりとりやリンククリックの手間が不要で、スムーズかつ安全にパスワードを変更できます。
セキュリティ対策の一環として、定期的にパスワードを更新しておくこともおすすめです。
ビジネスアカウントでログインできない場合の対処法
LINEビジネスアカウントでログインできない場合、アカウントの作成形式や登録情報の確認、パスワードの再設定など、いくつかの原因が考えられます。
以下では具体的な対処法を順に解説していきます。
ビジネスアカウントの作成形式を確認
LINEビジネスアカウントは、LINE公式アカウントマネージャーやLINE広告マネージャーなど、利用するサービスに応じてアカウントの作成形式が異なります。
たとえば、「LINEアカウント連携」で作成したか、「メールアドレスで登録」したかによって、ログイン情報の種類が変わります。
まずは、どの形式でアカウントを作成したかを確認しましょう。
LINEアカウント連携で作成した場合は、LINEアプリにログインしているアカウントでログインする必要があります。
一方、メールアドレス形式で作成した場合は、登録したメールアドレスとパスワードが必要です。
企業内で複数の担当者がアクセスしている場合は、どの形式で作成されているか社内で共有されているかも確認してください。
管理画面からメールアドレスが確認できない場合の対処法
ビジネスアカウントにログインできず、登録メールアドレスも不明な場合は、管理画面にアクセスできる他のメンバーや管理者に確認を依頼するのが最も確実です。
ビジネスアカウントは、複数人での管理が想定されており、管理者・運用者の区分が存在します。
運用者権限では一部の情報しか確認できないため、できるだけ管理者権限を持つ人に連絡しましょう。
また、過去の登録完了メールやLINEからの通知メールを検索することでも、登録されたメールアドレスを特定できる可能性があります。
特に「LINE Official Account Manager」や「LINE Business ID」からのメールを見返してみてください。
どうしてもメールアドレスが不明な場合は、LINEのサポートに問い合わせるのが最終手段となります。
パスワードリセットの手順と注意点
ビジネスアカウントのログインパスワードを忘れた場合は、LINE for Businessのログインページにある「パスワードを忘れた場合」リンクからリセット手続きが可能です。
メールアドレスを入力すると、リセット用リンクが送付されるので、リンクをクリックして新しいパスワードを設定してください。
パスワードをリセットする際の注意点としては、入力するメールアドレスが正確であること、メールが迷惑メールフォルダに振り分けられていないかの確認が重要です。
また、リセットリンクには有効期限があるため、すぐに対応することをおすすめします。
複数回リセットを繰り返すと一時的にアカウントがロックされることもあるため、必要以上に操作を繰り返さないよう注意しましょう。
それでもLINE広告の管理画面に入れないときは?
どうしてもLINE広告の管理画面にログインできない場合は、ブラウザやデバイス側の問題を疑う必要があります。
ブラウザやデバイス側でどのような対応をすべきか解説します。
キャッシュ・クッキーの削除と再ログイン
ブラウザに蓄積されたキャッシュやクッキーの影響で、正常にログインできないことがあります。
特に長期間同じブラウザを使っている場合や、以前にエラーが発生したまま終了した場合には、これらの情報が悪影響を及ぼすことがあります。
対処法としては、使用しているブラウザの「設定」メニューから「キャッシュの消去」や「閲覧履歴の削除」を選び、クッキーも併せて削除しましょう。
その後、LINE広告のログインページを再読み込みして、改めてログインを試みてください。
特に複数のGoogleアカウントなどで切り替えて使用している場合、キャッシュの影響を受けやすいため注意が必要です。
ブラウザを最新版にアップデートする
LINE広告の管理画面は、最新のWeb技術を利用して構築されています。
そのため、古いバージョンのブラウザでは表示が崩れたり、ログイン処理が正常に行えなかったりすることがあります。
特にInternet Explorerや古いSafariなど、サポートが終了したブラウザを使用している場合は要注意です。
Chrome、Firefox、Edge、Safariなどの主要ブラウザを利用している場合でも、常に最新版へアップデートしておくことが推奨されます。
アップデート後は必ずブラウザを再起動し、再度ログインを試してみてください。
他のデバイス・ブラウザでのアクセスを試す
現在使用している端末やブラウザに何らかの不具合がある可能性も考えられます。
その場合は、スマートフォンやタブレットなど別のデバイスからアクセスを試みてください。
また、普段使っていない別のブラウザ(例:ChromeではなくFirefox、またはSafari)を利用することも有効です。
異なる環境で正常にログインできる場合、元の環境に問題があることが明確になります。
その後、問題のあるデバイスに対してシステムの再起動やソフトウェア更新を行うことで、ログイン障害が改善するケースも少なくありません。
新規アカウントの作成を検討する
上記のいずれの方法でも管理画面にアクセスできない場合、最終手段として新しいLINEビジネスアカウントの作成を検討することになります。
ただし、この手段には注意点がいくつかあります。
まず、既存の広告アカウントに紐づいているデータや設定は引き継がれません。
また、新規アカウント作成には審査やアカウント情報の再設定が必要であり、手間と時間がかかります。
特に複数人で管理している場合、他の管理者との権限設定や連携の確認も必要です。
新アカウント作成前に、可能な限りLINE for Businessのサポートセンターに問い合わせて状況を説明し、解決できる手段がないか確認してから判断しましょう。
まとめ
今回の記事では、LINE広告にログインできない時の原因や対処法について解説しました。
ログインエラー時は、キャッシュの削除やブラウザの確認を早めに行いましょう。
株式会社LATRUSではLINE広告の運用に加え、バナー制作も行っています。
LINE広告の出稿を考えている方は「LINE広告運用代行」サービスページからぜひお問い合わせください。